本を読むようになった
いつの間にか、本を読むようになった。
少し前までは、本の何が面白いのか分からなかった。
というか、嫌いだった。ずっと。
漢字は読めないし、目はチカチカするし、じっとしてないといけないし。
思い返せば、本を読むきっかけは何度かあった。
①本なんて読むの?っていう人が読んでて、カッコイイと思った。
②病んで病んで、病みまくってる時に、尊敬するねぇ様に、
「本読みーやー」
って言われた。
③電車に居た、じっと見てしまうくらいかわいいお姉さんが、サッと本を出して読んでいたのをみて、
『うちもそれやりたい』
とおもった。
本読んだからって美人にはならない事くらい分かってた。
それでも本を読むと言う事に手を出した。
本を読む私の姿は、眉間にシワが寄って怖い顔をしていた。
あの電車の女の人に近づけたとは全く言えない。
妄想が半端なく上手な人は、きっと本が好きになる。
だけど、妄想力って人それぞれで。
私は未だに、ファンタジー風の内容の物語は想像が出来なくて楽しめてない。
気付いたら最後まで読んでた!っていうのは、少し特殊だけど人間味ある内容。
かなりドロドロの。
血まみれになったり。
理解出来ない愛とか、
そういうの。
自分で止めれない感情、狂った人間の姿が書かれた物語が、今は面白いと感じる。
これを言うと、
「病んでる」
と言われる事もあった。
(誰がメンヘラや)
色んな形がある事に気付かされる。
***
次は、
「普通に良い本」
って、オススメされた本を読もうと思う。
私はどう思うだろ?
***
きっかけは何でも、
本を読む私になれて良かった。
今日も読む恋愛ミステリー。
あなたも読んで。
「ユリゴコロ」
知らないって恐ろしい。
知らないって、幸せ。